子窓を表示する際にさまざまなオプションを指定することができます。
オプションは{}で括って記述します。
複数のオプションを指定する場合はカンマ区切りで記述します。
[ frameオプションを指定する場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { frame: false });
[ frameオプションとplayerオプションを指定する場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { frame: false,
player: { x: 7, y: 3 } });
a) title
子窓のタイトルバーに表示するタイトル文字列を設定します。
[ 子窓のタイトルバーに Komado と表示する場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { title: 'Komado' });
b) frame
子窓のフレームの有無を設定します。(true/false)
[ 子窓をフレームなしにする場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { frame: false });
c) transparent
子窓のゲーム画面の背景の透過の有無を設定します。(true/false)
※フレームなし専用オプション
[ 背景を透過する場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { frame: false, transparent: true });
マップタイルのない部分が透明になり、ウインドウの裏側が見えるようになります。
d) dragBox
子窓のドラッグ領域を設定します。
※フレームなし専用オプション
[ 座標(0,0)から400×20の範囲にドラッグ領域を設定する場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { frame: false,
dragBox: { x: 0, y: 0,
width: 400, height: 20 } });
ドラッグ領域=タイトルバーのように、マウスで掴んで子窓を移動させられる部分。
e) minimizeBox
子窓の最小化ボタン領域を設定します。
※フレームなし専用オプション
[ 座標(360,0)から20×20の範囲に最小化ボタン領域を設定する場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { frame: false,
minimizeBox: { x: 360, y: 0,
width: 20, height: 20 } });
最小化ボタン領域=マウスでクリックしたら子窓が最小化される部分。
f) closeBox
子窓の閉じるボタン領域を設定します。
※フレームなし専用オプション
[ 座標(380,0)から20×20の範囲に閉じるボタン領域を設定する場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { frame: false,
closeBox: { x: 380, y: 0,
width: 20, height: 20 } });
閉じるボタン領域=マウスでクリックしたら子窓が閉じる部分。
g) show
子窓の表示の有無を設定します。(true/false)
[ 子窓を非表示にする場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { show: false });
ピクチャ表示などの準備をしてから子窓を表示したい場合などにご利用ください。
子窓を表示する場合は子窓側のゲーム画面で以下のスクリプトを実行してください。
nw.Window.get().show();
h) alwaysOnTop
子窓を常に親画面より上に表示するかどうかを設定します。(true/false)
[ 子窓を親画面より下に表示させたい場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { alwaysOnTop: false });
本オプションはデフォルトで true となっており、子窓を使った画面演出などの目的以外で
false に設定することは推奨しません。
(子窓はタスクバーに表示されず、他のウインドウに隠れると戻しづらいため)
i) player
子窓のプレイヤーの初期位置や透明状態を設定します。
[ プレイヤーを座標(7,3)に配置 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { player: { x: 7, y: 3 } });
[ プレイヤーを座標(7,3)に透明状態で配置 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { player: { x: 7, y: 3, transparent: true } });
プレイヤーの初期位置省略時は座標(0,0)に配置されます。
j) excludePlugin
子窓で無効にするプラグインを設定します。
プラグイン名は[]で括り、複数指定する場合はカンマ区切りで記述します。
[
PluginXyz.js を無効にする場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { excludePlugin: ['PluginXyz'] });
[
PluginAbc.js と
PluginXyz.js を無効にする場合 ]
$gameSystem.createKomado(5, 10, 20, 400, 300, { excludePlugin: ['PluginAbc', 'PluginXyz'] });
特定の子窓でのみ無効にしたいプラグインがある場合に本オプションをご利用ください。
すべての子窓で無効にしたいプラグインについてはプラグイン設定で指定してください。